スケッチブックと文具の経緯
スケッチブックと文具の経緯
震災して一週間経った頃です。
「避難している子供たちに何かしてあげたい!」
そんな思いから、第一印刷では、スケッチブックを作ろう!
ということになりました。
と言っても、新品の紙を使ったものではなく、
印刷の時に出る用紙の余白部分を使ったものです。
製造部のみんなからの発案でした。
現場ならではの発想と「同じ子供をもつ者として、自分たちでできることを」
という気持ちからできたスケッチブックです。
かわいらしいイラストが入り、約200冊のスケッチブックができました。
早速、避難所に届けようとしたところ、『紙はあっても、書くものがない!』
そこで、震災直後急遽立ち上げた福の鳥・復興支援掲示板で助けを求めたところ、
全国の皆さんから、色鉛筆やクレヨン、クーピーや
マーカーなど様々な文具が届けられました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんの心が詰まった箱は、各避難所にきちんと届けさせていただいております。
・2011.04.15 二本松市役所に子供たちへの支援物資を届けてきました。
・2011.03.29 川俣の避難所にスケッチブックを届けました。
・2011.03.28 スケッチブックと皆さんから届いた文具を、福島市役所に届けました。
福の鳥・復興支援掲示板では、様々な支援の声が届き、今も活動は続いています。
皆さんの温かい気持ちと一緒に私たちも自分たちができる範囲でゆっくりと
これからも支援の輪を広げていきたいと思っています。