福島にはいい所も、美味しいものもたくさんあります。
でも、福島県人はアピールが苦手。どんなにいいものがあっても、その情報をきちんと発信することが苦手なのです。
そこで福の鳥プロジェクトは、自分たちの“価値”を見つけ、何を伝えたいかを知ることから始めました。同じ思いを持ったメンバーが集まり、学び、知恵を出し合い、価値の創造をめざした福島の地域興しに取り組んでいます。
現在、個性あふれる福島のやきとりじいさん達は、そのお店でしか味わえない新メニューを開発したり、福島で生まれた「やきとりじいさん」の歌や体操に合わせて「焼き鳥都市・福島」を広げています。
また、異なる文化を生かして、新しいものも生まれました。その一つが「牛乳味噌」。農耕文化の伝統的な発酵食品--味噌と、遊牧文化の主要食品--牛乳が出会い、思いがけない美味しさが誕生。研究会に参加した人たちの知恵と努力から、さまざまなレシピも発表されています。これこそ、福の鳥が目指す「価値の創造」なのです。
これからも「福島といったら牛乳味噌!」を全国に発信していきます。