第21回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

11月21日(水)第21回福の鳥研究会が開催され、初めて出席する企業・団体も含め14 社が参加しました。
今回の研究会は、アンジュール猪苗代で開催され、郡山・会津方面の企業も出席しました。
研究会では、来年2月に行われる「第13 回グルメ&ダイニングスタイルショー」出展のため、今までの活動を振り返り、ビジネスガイド社の方とも意見や情報交換を行い、今後の目標設定と確認をしました。
自分たちの商品を売り込むため、福島を発信していくために何をしていくか、また観光関連団体や行政の方も参加して、どう福島を伝えていくかを考える場となりました。

 
第4次産業と和のプロデュース(集合知)による地域興し

横山哲氏の講演では、地域復興のため、地域文化に根ざした「集合知」を使って独自の「価値」を形成することについて話していただきました。また、その価値を広め、守るための基本的な考え方や進め方についての説明もありました。
価値の共有や創造について、ネット社会の構造と第4次産業について、図を用いて説明していただき、和のプロデュースによるものづくりを分かりやすく話していただきました。そして一番大切なのは、明確な「価値」「目的」を持って取り組むことで、実践しながら学んでいるのが福の鳥プロジェクトであるという話がありました。

「集合知」によって開発される商品

研究会では試食を通して価値の創造、共有、広げ方を学びます。
今回は、特別ランチメニューとして、アンジュール猪苗代の福田シェフが作った「前田美豚の牛乳味噌ソースがけ」「川俣シャモのスープ」をいただき、デザートには「福島六夢」をいただきました。
こういった実体験とともに各分科会の報告から、お互いの動きを知り、他の分科会からも多くのことを学ぶ場になっています。

 

各分科会からの報告

福ママ分科会は、お母さんたちが子どもたちの未来のために、福島の現状や安心安全に関する勉強をして、発信していく分科会です。10 月27 日に開催した「国際にこにこまつり」では、アフリカ大使婦人の方々に福島を知ってもうこと、アフリカの文化を知ること、国を超えて子どもたちの笑顔のためにダンスや工作などを行ったことが、映像とともに報告されました。
安心安全分科会からは、福島の安心安全に関する情報や復興の動きを伝える「ららカフェ」の紹介をしました。
物販分科会/牛乳味噌分科会/キャラクター分科会からは、現在の動きの報告に加え、2月のグルメ&ダイニングスタイルショーへ向けた動きの発表も行いました

 

次なる目標と動き
前回のグルメ&ダイニングスタイルショーで復興が風化していると感じ、「被災地から声を出す」ことが必要だと分かりました。グルメ&ダイニングスタイルショーで、自分たちの声をどのように発信し、伝えることが出来るかを確認するため、主催社であるビジネスガイド社にも参加していただき、具体的な質問や要望を踏まえ話し合いをしました。主催社とも協力して展示会を作り上げていく体制を固めました。
次期の目標は、「復興が風化しつつある中で、自分たちの商品力を改めて見直し、高めること」「被災地から声を出す」ことであると、新たなメンバーに伝えるとともに確認しました。
ともに復興を目指す方々、また復興にご協力して下さる方は、下記までお問い合わせください。
福の鳥プロジェクト事務局
担当:谷口
tel:024-536-3232
email:post@daiichiinsatsu.co.jp
 
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第20回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

10月24日(水)コラッセふくしまにて第20回福の鳥研究会が開催され、初参加の企業を含め30社の企業が参加しました。
今回は福の鳥プロジェクト発足2周年記念研究会であり、これまでの2年間の成果と、3年目からの活動ビジョンを確認しました。

【福の鳥プロジェクト古川会長より】
「2年前に福の鳥プロジェクトは発足し、皆で協力し学びながら地域興しプロジェクトとして進んできました。3月11日の震災から、地域興しから復興へと切り替えて活動していましたが現在は「復興」が風化しはじめていると感じています。
参加しているみなさんが多種多様な業種であること、また行政の方にも協力をいただきながら更なる成果を上げていきたいと思っております。」と2年間を振り返り、今後のビジョンが話されました。
基調講演『21世紀における第4次産業の役割』

2周年基調講演として、横山哲氏からは福の鳥の今後の活動と共に地域だけでなく日本全体の課題、世界に目を向けた「ものづくり」の展開について講演していただきました。第1次~第3 次産業は肉体的なものを拡大した産業であるにの対し、第4 次産業は人の考える能力を拡大したものであり、知的所有権・著作権という「価値」が基盤となっていること、その価値というものは海外に工場を持ち生産することで産業の空洞化が進む現代、自分たちの地域でものづくりすること・続けること、それが地域興しにおいてもっとも重要である、「ものづくり」の価値だとお話ししていただきました。

「これまでの歩み 福の鳥プロジェクト活動」
【各分科会より】
各分科会からは動画や展示物を用いながら、これまでの2年間の歩みをふりかえりました。
 
■「福島を焼き鳥都市に!」焼き鳥分科会

やきとりじいさん体操、やきとりメニューの国際語バージョンややきとりMAP、世界に「やきとり都市・福島」を伝えるべく「世界焼き鳥党」として情報を発信しています。

世界焼き鳥党 http://www.yakitori-party.com/

 

■「福島の新しい味!牛乳味噌」牛乳味噌分科会

福の鳥プロジェクトから生まれた「牛乳味噌」。牛乳味噌鍋から始まり、プロジェクト参加メンバーの活動により様々なメニューが誕生。福島の新しい味を県内外に広めるため活動しています。キャラクター「牛乳味噌家族」も評判となっています。

世界牛乳味噌家族 http://fukunotori.com/gyunyumiso/
牛乳味噌鍋の素 レシピ投稿掲示板 http://www.fukunotori.com/gyunyumiso/joyful/joyful.cgi?

 

■「福島の安全と安心を!」安心安全分科会

放射線の知識やその測定器の使い方、専門家を招いての勉強会など、自ら学び福島の安心と安全を発信しています。
福の鳥研究所 http://fukunotori-labo.com/

●「子どもたちに笑顔を!」福ママ分科会

福島のお母さんが子ども達のためにできることを考え学び、安心して福島で子育てができるように「安心安全分科会」の繋がりから福島のお母さんによって発足しました。イベント開催や放射線勉強会など様々な活動をしています。

■「憩いのひと時を」喫茶分科会

安心安全の知識や情報だけでなく、今の福島に必要なことは心のゆとりであるという考えのもとに、憩いの時間を提供したいと喫茶店が中心となって発足しました。

 
■「価値の創造」キャラクター・ブランド分科会

研究会講演の実践の場として価値の創造を目指し、ブランド・商品・キャラクター等の開発を行っています。

 
■「福島の物産を発信!」物販分科会 

福島を全国に紹介するにあたってメインとなるのが物販分科会です。物販分科会は自分たちの商品の価値を高め、どのように販売していくのか、また皆でお互いの商品を協力できるところで販売していく・広めていくという目的で活動しています。
インターネット販売「福鳥商店街」 http://daiichiinsatsu.co.jp/fukunotori/html/

 

■全国からの支援

また全国から福の鳥事務局へ寄せられた支援の声や物資を展示しました。支援物資などは今後も福の鳥主催のイベント等で子ども達のために使わせていただきます。今までの活動はこちらからご覧ください。
 
価値の共有~牛乳味噌ソフトクリームとルワンダコーヒー~

【研究会恒例!牛乳味噌分科会と喫茶分科会から試食】
岩瀬牧場の「牛乳味噌ソフトクリーム」の試食を行いました!岩瀬牧場で製造・販売しているソフトクリームを牛乳味噌でアレンジしたものです。牛乳味噌分科会での試食ができなかった為、また「牛乳味噌ソフトクリーム」とあわせて喫茶分科会からはルワンダの教育を考える会の「ルワンダマバラコーヒー」の紹介があり、こちらも皆で試飲しました。この場での試食となりました。
試食した方から「とても濃厚だが、口当たりはさっぱりなので何度も食べれそう。」「とっても美味しい。味噌とミルクの塩分は夏と冬で味の感じ方が変わるのでデータをとって味の調節をしたほうが良い。」と、参加者からアドバイスもありました。
こちらは参加者より認定の拍手があがり、福の鳥認定商品となりました。
 
 
【今後に向けて】
初参加の企業からは「ここまで続けてきたということがすごいことだと思う。」「キャラクターを使ってのブランド化の話が興味深かった」など感想がありました。
また、今回の研究会にも参加した創業スクエアとの繋がりで、ビジネスの新しい切り口を学ぶ場『スクエアアカデミー』の講師として横山氏が講演することが決まりました。
2013年1月16日(水)に仙台市で開催します。
ともに復興を目指す方々、また復興にご協力して下さる方は、下記までお問い合わせください。
福の鳥プロジェクト事務局
担当:谷口
tel:024-536-3232
email:post@daiichiinsatsu.co.jp
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第19回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

9月20日(木)第19回福の鳥研究会が開催され、初めて出席する4企業を含め21社の企業が参加しました。
今回の研究会では、3回目となる「グルメ&ダイニングスタイルショー2012秋」の出展報告をし、目標に対する成果や会場で感じたことを話し合いました。 その中で福島復興への意識が風化しつつあるという声が多く出ました。

 

【放射能測定器展示会での現状】

安心安全分科会からも、復興への風化の現状が語られました。
環境分析研究所では、9月7日に分析機器の展示会で、福島の放射能測定について震災後から今までの取組み、現状について講演してきました。  福島県に簡易測定器が導入された当初、データ分析に限界があり、単に測定しても震災による放射能なのか、自然放射能なのか判断がつきにくいという課題がありました。 しかし様々な測定方法を実践しながら、解決策を見つけて きたことを井戸水を例に説明したとの話がありました。 その他、福島県内では、その簡易測定器の運用や管理、メンテナンス、除染作業の遅れなど、様々な課題を持ちながらも、県外では、放射能への意識がだんだん風化されていることを実感し、福島の現状を県外に伝え続けていくことが大事であると強く感じたという話がありました。
また、福島にこれから必要なのは、福島に生きるお母さんたちの不安を取り除くための勉強会や、子どもたちへの放射能に関する知識の教育が大切だと実感した旨も語られました。

 
地域復興への取組み
 
①価値ある商品づくり~実践で学ぶ~ 横山哲氏の講演では、「第4次産業における企業ブランドの考え方、創り方」についてお話頂きました。 CI(コーポレートアイデンティティ)は 自分たちの実態を理解し、具体的な活動を行うことであり、そこから他には真似できないものを生み出されるというお話がありました。
 

そのCIを学び、企業ブランド、他には真似できない商品開発を行なっているのがキャラクタ―ブランド分科会です。そこで開発されたのが、ニュー木村屋の福島六夢です。今回のグルメ&ダイニングスタイルショーで発表し、多くの方々から評価を得ました。
グルメ&ダイニングスタイルショーでの報告についてはこちら

その他、牛乳味噌分科会では、キャラクターを使って商品を広げ、他と差別化し守ることを実践しています。

牛乳味噌家族のキャラクターが 羊毛フェルトのぬいぐるみになりました。 立体化することで、キャラクターの世界感と イメージがまたひとつ広がりました!
また、牛乳味噌分科会からは 「牛乳味噌鍋の素」を食品産業センター主催の ふるさと食品中央コンクールの新商品開発部門
http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=651
に出品していることが報告されました。

 

②安心安全の取組み~安心安全分科会より~ つきだて花工房からは、8月26日に行われた「第2回お母さんのための放射能勉強会」の報告がありました。日本放射能影響学会の専門家から、原子力と放射能の基礎と人体への影響について学び、様々な情報を判断するためには知識を高めていくことが必要であるというお話があったことや、当日は子ども連れのお母さんのために設けたキッズルームが大変喜ばれたという話もありました。

詳しい報告はこちらから。

 
より多くの仲間との協力

また、グルメ&ダイニングスタイルショーでは、会場で出会った「パティスリー白亜館 会津」や、㈱林’養魚場などと協力してキッチンステージを行ったり、福の鳥メンバー以外の企業とも一緒に福島の素晴らしい食文化を紹介しました。
今回の研究会では、復興への意識の風化は進んでいることを認識し、やはり自分たちの基盤をしっかり持つためには商品力を付けなくてはならないということを再確認しました。 それと同時に、より多くの仲間を増やし、声をもっとあげていこうという確認をしました。 福の鳥プロジェクト研究会が2周年を迎える次回は、今までを振り返り、その成果を発表します。

ともに復興を目指す方々、また復興にご協力して下さる方は、下記までお問い合わせください。
福の鳥プロジェクト事務局
担当:谷口
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第18回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

8月23日(木)第18回福の鳥研究会が開催され、初めて出席する企業を含め23社の企業が参加しました。

今回は、グルメ&ダイニングスタイルショーを目前に控え、展示方法や商談の為のツールの説明を行いました。そして、キャラクターブランド分科会から生まれる新商品、有限会社ニューキムラヤの「福島六夢」の発表を行いました。

ニューキムラヤの福の鳥新商品『fukushima ロクム』発表!!

キャラクター・ブランド分科会長の有限会社ニューキムラヤの金木課長より、新商品「福島六夢」の発表がありました。

トルコのお菓子「ロクム」が日本のゆべしに非常に似ていることから、「くるみゆべし」を改良し、世界に発信するお菓子として「福島六夢」が誕生しました。
トルコの「ロクム」は観光客が必ず購入するお菓子で、世界的に知れ渡っています。
「ロクム」のように、福島から全国・世界へ福島を代表するお菓子を目指し、商品化を進めていました。

横山哲氏からは「福島六夢」の商品開発を例に「うわべを真似るのではなく、商品の本質を理解して真似をする、そこからオリジナルができてくる」といった新商品が出来るまでのプロセス、価値をどのように伝えるか等の講演がありました。

「捨てられないパッケージ」

パッケージは株式会社第一印刷で企画・デザイン・制作を行いました。
制作するにあたり、補助金を活用し、1社だけでなく福の鳥全体で作り上げたことが高い評価を受けました。

パッケージ表紙は福島の会津地方・中通り地方・浜通り地方の3つを象徴する観光名所の写真をモチーフにしています。中はポストカードがおまけで入っており、フォトスタンドとしても使用できる仕組みになっています。

 

また、ロクム=六つの夢「六夢」として福島の復興を目指す思いが込められています。

①福島の復興 ②みんなの笑顔 ③福島を世界に
④常に新しいお菓子を作っていきたい ⑤次世代に歴史と自然を残したい
⑥福島から食文化を伝えていきたい

商品開発にあたって金木課長より「新商品を開発するにあたり、自社を見直すことから始めました。この「福島六夢」が福島を代表するお菓子になるため、今後も活動していきます」とお話がありました。

その他、スイーツデコ・ハンドメイドのお店「ハッピーチ」第一印刷のコラボレーションからできた文具を紹介しました。
「食べられないスイーツデコが文具になり、更に世界が広がりました。」とハッピーチの倉貫さんからも喜びのコメントがありました。
お互いの価値を組み合わせ、新しい価値の創造を実践で学んでいます。

 

喫茶分科会発足!

今回、新しい分科会の発足を発表しました。
福の鳥プロジェクトメンバーに喫茶関係を経営しているメンバーが多いこと、それぞれのお店のコンセプトは異なりますが「憩いの時間を提供したい」という共通の思いから発足となりました。
喫茶文化会長 自家焙煎珈琲 じゃ豆 岡本さんより「みなさんの知恵をお借りして広い視野で活動していきたい。」との話がありました。

 

グルメ&ダイニングスタイルショー2012秋 出展!

今回、3回目となる出展の大きな目標は「福島を忘れられないようにする」です。

物販分科会が中心となり、福島応援館や福島応援コーナーを全国に増やすため、復興を風化させないための出展となります。
初めて出席する企業だけでなく、既存メンバーがもう一度、福の鳥プロジェクトとは何かということを再確認し、グルメ&ダイニングスタイルショーへ向け、そしてその後の各メンバー、分科会の動きにつなげるための話もありました。

 

→過去のグルメ&ダイニングスタイルショー出展報告はこちら。

<がんばっぺ!福島3 発行>

復興が薄れる今、福島を忘れられないようにするために、事務局の第一印刷で発行します。
グルメ&ダイニングスタイルショーではこの本を来場者に配布し、福の鳥の活動を紹介していきます。

各分科会報告

<焼き鳥分科会>

世界焼き鳥党では、のぼり旗制作・Tシャツを制作しました。2500円(税込み)で販売しています。

<安心安全分科会>

・7/22にコラッセふくしま
お母さんのための放射線勉強会」開催報告
京都大学名誉教授の渡邉先生を筆頭に講演していただいきました。
参加者からは「難しい話ではあったがもう一度聞きたい」という声もあったことが報告されました。

 

・8/26 つきだて花工房 放射線勉強会開催告知
つきだて花工房の金沢さんより「質問コーナーを充実させ、分かりやすいセミナーにしたい。」とコメントがありました。

 

<福ママ分科会>

・8/19「羊毛フェルト教室」開催報告
「立体でキャラクターをつくることで子どもたちの創造力に驚かさせる時間になった」との報告がありました。

イベント紹介・告知

・10/27 国際にこにこ祭り:開催場所/福島学院大学
・9/1、2 シャモ祭り:
メインイベントはシャモの丸焼き。
ジュニア選手権「13メートルの
焼き鳥に挑戦」も行われます。

 

・ららカフェ20号発行:

充実の内容なので多くの方に読んでほしいこと、みなさんの活動を発信していくことも話されました。

Amazonで販売中!

 

次回の研究会は9月20日(木)です。
横山哲氏の講演では、価値の伝達『CIとブランドの名前・ロゴ』の考え方・創り方についてお話いただきます。また、グルメ&ダイニングスタイルショー出展報告もあります。
参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口024-536-3232)までお問い合わせください。

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第17回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

6月21日(木)第17回福の鳥プロジェクト研究会を開催し、初めて出席する企業を含め16社の企業が参加しました。

今回は、福の鳥のイベントからつながりが生まれた、ルワンダコーヒーのパッケージを事例に、商品の価値を見つめなおし、それをどうパッケージや商品で伝えるかについて学びました。

価値の伝達~メディアとしての商品~

横山氏から、もともとある商品の価値を掘り起こして伝えたいことを明確にし、パッケージにどう組み込んでいくかが、パッケージデザインの本質であることを講演していただきました。

 

「ルワンダマバラコーヒー」は収益金の一部がルワンダに建設中の学校の建設と運営費用になります。
作り手の味や製法のこだわりはもちろん、このルワンダのコーヒーをなぜ福島から発信するのか、歴史や習慣などきちんと理解して、福島とルワンダの関係をパッケージに組み込んでいくことを教えていただきました。
また、皆でルワンダの子どもたちから福島へのメッセージビデオを見て感動し、それにどう応えたらよいのかを考えていくことになりました。
そして、ルワンダの教育を考える会からは、ルワンダコーヒーの大きな商品価値である「味」を共有したいと皆で試飲しました。

自家焙煎珈琲じゃ豆からは「コーヒーメーカーでこれだけの味を出せるということは本当に考えられた豆だと思う」と専門家の視点からの感想がありました。
ルワンダコーヒーの試飲は以前にもしていましたが、歴史や背景を知った上で飲んでみることで「商品を知る」ということが、いかに大切かということを体感しました。

認定式

また、福の鳥研究会では、お互いが「美味しい」と感じた商品からアレンジ商品が生まれています。今回、認定されたのは、菓子工房風薫の「佐久のネギからしラスク 風薫」です。

これこそが価値の共有と創造で、実践の中で学んでいます。

一緒に認定された佐久商店からは「いろんな食べ方があるが、ネギからしとラスクがこんなに合うとは思わなかった。風薫さん、ありがとう」と喜びのコメントがありました。

分科会報告

<物販分科会>

イベント、店舗、web販売の3つの柱をもつ物販分科会からは、先日、2月のグルメ&ダイニングスタイルショーがきっかけで販売が決まった株式会社ベネッセコーポレーションが販売にともなって商品の価値をもっと知る為、取り扱う商品の製造や工程、作り手の思い、福島の取り組みを取材されていったことが話されました。
詳細はこちらから→「スマイルバスケット」

また、web販売を主に行なっている福の鳥商店街からは、夏ギフトの進捗についても話され、コンセプトを、商品に組み込むこと、その見せ方(伝え方)などを試行錯誤しながら行なっているという報告がありました。

<安心安全分科会>

株式会社いちいから、6月13日に行われたいちい主催の信頼セミナーについての話と、いちいが独自に取り組んできた食品検査結果についてお話がありました。

毎日HPで公評し続けている食品検査結果は「ND(検出されず)」だけではなく、基準値を超えていないものでも、数値を公表するなど、一貫して消費者目線で取り組んでいます。

 

安心安全についての知識については、福島では今一番必要なことです。このセミナーに続き、今後、安心安全分科会では、子どもをもつお母さん、お父さんのための分かりやすいセミナーを、開催しました。

7月22日(日)「お母さんのための放射能勉強会」

 

<キャラクター・ブランド分科会>

キャラクター・ブランド分科会からは、ニュー木村屋より、分科会で8月発売に向け、開発に取り組んできた新商品がいよいよ具体化されてきたことと、そのプロジェクトメンバーの紹介がありました。
今、学んでいることを取り入れ、様々な品評会などで評価を確認しながら、売れるものを作っていくこと、「福島から新しいお菓子を発信していく!」という意気込みが発表されました。

 

<牛乳味噌分科会>

YouTube Preview Image

福島の牛乳味噌文化をもっと広げるために、昨年作ったインターネットCM【勝手CM「牛乳味噌鍋の素」】に続き、第2弾を企画中であることが話されました。
自分たちも楽しみながら新しい文化を広げるということを学んでいこうという試みです。
他、焼き鳥分科会からは、焼き鳥文化を広げるため、焼き鳥の本を企画していることが話されました。

復興・支援の動き

また、「子どもたちに笑顔を」を目的に、新潟県発田市の協力のもと今年も行われる夏休みイベントの告知などがなされました。

8月1日(水)~3日(金)「ふくしまっこ集まれ」

 

今回の研究会では、自分たちの商品を、細部や背景などあらゆる視点から見て、価値を理解すること、商品を販売する意味まで理解し、それを商品やパッケージでどう伝えていくかが商品をデザインするということになるということを学びました。「子どもたちに笑顔を」を大きな目的とし、それをどう実現するか、どう伝えるかを今後も学んでいきたいと思います。

次回の研究会は8月23日(木)です。

参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口024-536-3232)までお問い合わせください。

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第16回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

第16回 福の鳥プロジェクト研究会

5月24日(木)第16回福の鳥プロジェクト研究会を開催し、初めて出席する企業を含め16社の企業が参加しました。今回は福の鳥とは何か、価値を皆で作るとは何かを確認しながら、これからどのように皆で知恵を出しあって価値ある商品を作り、それをどう広めていくかを勉強しました。

「広めるための価値ある商品を作るとは」

横山哲氏

今回の横山哲氏の講演は、第4次産業とは何かをもう一度振り返りました。現代社会では、バーチャルなものの価値と実態のあるものの価値が存在し、その違いについて今、実際に起こっている問題を事例にあげて説明していただきました。福の鳥の活動は、本当に価値のあるものをみんなで知恵を出しあうことで作りあげ、それを広げるにはどうしたらいいかをまた、みんなで考え、行動していくことであるということを講演していただきました。

 

研究会では、商品の価値を共有し、意見(知恵)を出し合う場の一つとして、メンバーの商品を試食しています。

入間市のうどん処「芳家」うどん処「芳家」

 

今回は、福島県三春出身の方が、埼玉県入間市でうどん処「芳家」を開店するにあたり、福島の食材を活かしたメニューを考えていたので、福の鳥メンバーの商品でより美味しいメニューにするため試食を行い、意見を出し、「価値」を育てる試みをしました。

 

佐久商店いか人参の炊き込みごはんねぎからしを使った揚げ餅

 

メニューとして、佐久商店のいか人参を使った「炊き込みご飯」とネギ辛子を添えた「ネギ辛子揚げ餅」を試食し、メンバーからの意見を踏まえて提案することになりました。

じゃ豆オリジナルコーヒー試飲じゃ豆

 

じゃ豆オリジナルコーヒー試飲じゃ豆「カップオンドリップ」

 

また、じゃ豆からも自社の味を皆で共有したいと、オリジナルブレンドコーヒーが出されました。オリジナルブレンドコーヒーのこだわりや、コーヒーの豆知識など専門的で興味深い話を聞くことができました。

 

 

各分科会からの報告

<物販分科会>

藤沢市の復興支援アンテナショップ

復興支援アンテナショップ店内

 

物販分科会では、今年2月2日からスタートした西立川の福島応援館をきっかけに、入間市のうどん処「芳家」と、藤沢市の復興支援アンテナショップに福島応援として商品の取り扱いが決まったことが報告されました。
また、昨年のグルメ&ダイニングショーをきっかけとして、様々な福島を支援するネットを通じて企業協力もあり、どんどん絆が広がっていることも報告されました。

 

空とぶくじらがんばるふくしま

 

空とぶくじらからは「風評被害で昨年と比べると注文は減りましたが、お声をかけてくださる企業さんがいるということ、それが自分の作る商品が安全で安心なんだと証明してもらっているように感じ、うれしく思います。」という実感が語られました。

第一印刷での紹介

また、第一印刷からは、ネット販売をしている中で寄せられたお客様からの嬉しい声や、商品を気に入ってくださった方が、ブログで商品を紹介してくれていることなど、喜びの報告があり、横山氏から、ネット社会ではそういった個人の紹介が商品の大きな広がりにつながるという話がありました。

 

<安心安全分科会>

いちい

放射能測定機

 

安心安全分科会からは、株式会社いちいより安心安全に対する取り組みを話してもらいました。いちいでは自社で測定して商品の「安全」を確認しながら、その結果をきちんと公表して消費者が「安心」して購入できるようにしています。

 

心の被曝と福島の食を考える チラシ

今後は「安心」をより広めるために、契約農家1件ごとに水や土壌の検査も行ない、生産者にとっても消費者にとっても、さらに安心して商品を売買できる環境を作ろうとしています。また消費者の不安を解消するために、福島大学と共同でお母さんや子ども向けのセミナーを6月13日に開催することも話されました。

福の鳥プロジェクトが掲げる「子どもたちに笑顔を」のために、お母さんたちが安心して子どもたちに食を与えることができるようにすることが不可欠です。
安心安全分科会としても7月22日には専門家協力を得て、福の鳥プロジェクトとしての安心安全セミナーの開催を企画しています。(画像をクリックすると、大きくなります。)

 

<牛乳味噌分科会>

牛乳味噌分科会

牛乳味噌分科会からは、これからの夏シーズンに向けて、試食販売やホームページでの牛乳味噌情報の充実、販売先の拡大について、スケジュールが話されました。また、近日中に分科会を開き、具体的な内容とスケジュールを決めていくという報告がありました。

牛乳味噌カード

 

<にこにこ祭り報告>

にこにこ祭り報告

その他、5月5日こどもの日に、「子どもたちに笑顔を」をテーマに福の鳥全体で行ったにこにこ祭りの報告をかね、VTRで当日の様子のを振り返りました。メンバー、ボランティア、そして全国、全世界からの支援によって、子どもたちの笑顔があふれるイベントになりました。(画面をクリックすると、ダイジェストVTRが御覧いただけます。※別ウィンドウで開きます。)

 

今回の研究会では、一人の天才が皆を引っ張っていくのではなく、参加者ひとりひとりが、「やってみたいこと」、他の人の「やってみたいこと」に対する意見、自分がもっている知識を出しあうことによって、価値あるものを作るという“和”の進め方を遂行している福の鳥プロジェクトの本質を再確認しました。復興、地域おこし、子どもたちの笑顔という大きな目的の下、大勢の知恵や専門的な知識を出し合い、前進していきたいと考えます。

次回の研究会は6月21日(木)です。
価値を作る、価値を広める各分科会の進捗と取り組みについて話合いを続けます。 横山哲氏からは「価値の伝達~メディアとしての商品~」と題して、商品は『価値を伝えるメディアでもあることを踏まえ、それをどうパッケージデザインなどで表現していくかについて、事例を含めて講演していただきます。商品づくりを進める上で重要な講演になります。参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口024-536-3232)までお問い合わせください。

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第15回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

4月26日(木)第15回福の鳥プロジェクト研究会を開催しました。

第15回福の鳥プロジェクト研究会

今回福の鳥メンバーからの紹介等で新たな企業3社を含む、18社が参加しました。今回は4月から始まった食品の放射能新基準後の安心安全での取り組みや、5月5日、子どもの日に行われるにこにこ祭りの実行計画、その他各分科会の進捗状況を報告しました。また、前回の研究会で認定となった商品の認定式を行いました。

 

各分科会からの報告

<安心安全分科会>

安心安全確認システム

まずは、この4月から新基準が設けられた食品の放射能基準値を踏まえ、安心安全分科会からトレーサビリティシステムの更新状況の説明がありました。測定結果だけではなく、商品の魅力も一緒に伝えるサイトにしていきたいということが話されました。
また、にこにこ祭りでは、多くの人に地元で行われている安心安全への取り組みを知ってほしいと、実践しながら独自の測定マニュアルを作り上げた、いちいの食品測定への取り組みや、コープふくしまの陰膳方式などをパネルで展示する他、福島市が各公民館で行っている家庭用食品を対象とする放射能測定の案内をすることが報告されました。

 

陰膳方式いちいの食品測定への取り組み

 

ららカフェいちい取り組みやコープふくしまの陰膳方式の詳細はサードエイジのための生き方情報誌「らら・カフェ」でもご紹介しています。購入ページはこちらから。

 

<物販分科会>

観光プラザ新聞

 

物販分科会からは、西立商店街「福島応援館」の状況の他、新たに福島を応援したいという声があったことが伝えられました。一つは埼玉県入間市からの応援の声です。福島県三春町出身の方で、今年5月末頃にうどん屋をオープンされる予定で、お店の一角に福島応援コーナーを作りたいというお話がありました。また、神奈川県では、「ルワンダの教育を考える会」で知り合った鎌倉市の方により、支援で、藤沢市の「岩手・宮城・福島観光物産プラザ」で福島の新しい味・牛乳味噌鍋の素が販売されることになったと報告しました。

〈焼き鳥分科会〉

やきとりじいさん体操焼き鳥分科会

 

焼き鳥分科会

焼き鳥分科会からは、「世界焼き鳥党」ホームページの状況と、焼き鳥情報、「世界に広げよう!やきとりじいさん体操」世界語バージョンの協力への呼びかけと、 福の鳥全体で地域興しである福島の焼き鳥を応援していこうという話がありました。また、焼き鳥店主たちのにこにこ祭りへの意気込みと、焼き鳥の枠を超えて皆で福島を盛り上げていきたいという声があがりました。

 

〈牛乳味噌分科会〉

牛乳味噌分科会

牛乳味噌鍋の素チラシ
※クリックすると大きくなります。

牛乳味噌分科会からは、内池醸造より牛乳味噌鍋の素のチラシが紹介されました。 冬のイメージを払拭し、一年を通して利用してもらえるように世界牛乳味噌家族ホームページで展開しているさまざまなレシピ集と牛乳味噌家族の仲間たちも一緒に掲載した楽しくてかわいい、情報盛りだくさんのチラシになっています。

レシピ集
 

キャラクター・ブランド分科会

<キャラクター・ブランド分科会>

キャラクター・ブランド分科会からは、開発を進めていた新商品が前回の研究会で認定され、いよいよ販売へ向けた具体的なスケジュールの発表がありました。日本にとどまらない、世界に目を向けた新商品は8月発表予定です。

 

〈福の鳥認定式〉

仲間の知恵や価値が組み合わさることで新しい価値が生まれる福の鳥プロジェクトでは、みんなで認定という進め方で価値を共有し、様々な価値が生まれています。この日は、前回の研究会で認定された3つの商品の認定式が行われました。

川俣シャモバーガー

前田美豚バーガー

 

認定式の様子

まずは、福島県食肉卸株式会社川俣町農業振興公社アンジュール猪苗代の3社共同開発商品である「福の鳥バーガー」です。2月のグルメ&ダイニングスタイルショーでも好評だった商品は、前田美豚と福島牛のパテを使ったバーガーと、川俣シャモのパテを使った2種類です。この2つが「福の鳥バーガー」として認定されました。

 

アンジュール猪苗代

アンジュール猪苗代からは、「震災をきっかけに福島の風評被害をなくしたいという思いから福の鳥に参加しました。地元の食材を使った福の鳥バーガーはグルメ&ダイニングスタイルショーでも好評でした。今後は県内外のイベントなど積極的に参加し、福島の食材を広めたい」という志が語られました。

 

cafe mimo 「牛乳味噌ブール・ド・ネージュ」café mimo

 

café mimoの「牛乳味噌ブール・ド・ネージュ」は隠し味に味噌を使った、甘さ控えめで一口サイズの食べやすいお菓子です。福の鳥メンバーの内池醸造の味噌を使っています。café mimoから「いろんな味噌を使っていたのですが、内池醸造さんの生のお味噌がちょうど良くて使っています。これからも美味しい物を作っていきたいです。」という思いが語られました。

また、キャラクター・ブランド分科会で開発されたニュー木村屋の新商品も前回認定され、今回認定式が行われました。こちらは8月に発表のため、詳細はもう少しお待ちください!

試食の様子

その他、試作中の商品として、串焼き こきちより「焼き鳥ラーメン」、菓子工房風薫とのみくい だいじょうぶより「焼き鳥バーガー」も出され、試食を行いました。残念ながらもう少し形を変えてチャレンジしてほしいと認定は持ち越しになりましたが、焼き鳥ラーメンはにこにこ祭りでも子どもたちにプレゼントすることが決まりました。

 

「価値の伝達~メディアとしての商品~」

横山氏

今回の横山氏から、商品を作るときに、その価値を商品の中でどう伝えるかということの重要性について講演していただきました。1つの商品の中にあるメッセージが積み重なっていくことで結果としてキャラクターが出来上がっていくこと、1つ1つの商品だけでなく、全体でデザインしていくことで1つのブランドが確立していくことについて詳しく説明していただきました。

 

福の鳥プロジェクトでは様々な業種の企業が参加し、様々な企業がそれぞれの価値と知恵を出すことで、一社ではできなかったことや考えつかなかった新しい価値がどんどん生まれています。今度はこれをどう伝えていくかが大きな課題になってきました。みんなで作ったみんなの価値をどうお客様に伝えていくか、これからも様々な知恵を出し合い、みんなで学んでいくことで一歩一歩前に進んでいきたいと考えています。

次回の研究会は5月24日(木)です。 「子どもたちに笑顔を」をテーマに、福の鳥全体で取り組んでいる第2回にこにこ祭りの報告や、各分科会の進捗と取り組みについて話合います。 横山哲氏からは「価値の伝達~メディアとしての商品~ part2」と題して講演していただきます。

参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口 024-536-3232)までお問い合わせください

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第14回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

3月22日(木)第14回福の鳥プロジェクト研究会を開催しました。

福の鳥研究会の様子

今回福の鳥メンバーからの紹介等で新たな企業3社を含む、24社が参加しました。
今回は4月から食品に含まれる放射能の基準値が厳格化されるにあたって、測定器メーカーによる説明会や、今年も5月5日に開催することになったにこにこ祭りの進捗などを交えた各分科会の活動報告を行いました。

 

各分科会からの報告

焼き鳥分科会

<焼き鳥分科会>
昨年のにこにこ祭りの発起人となった焼き鳥分科会からは、震災直後、子供たちに笑顔になってもらえるように、とにかく自分たちにできることは何かないかという一心で行い、結果大盛況だった昨年の様子についての話がありました。
そして、子供たちのいい思い出になってもらえる恒例のお祭りになるよう10年20年とみんなで協力してやっていきたいと今年の開催に向けての意気込みが話されました。

 
牛乳味噌分科会

<牛乳味噌分科会>
牛乳味噌分科会から今回の「にこにこ祭り」では牛乳味噌鍋以外に続々と増えている「牛乳味噌家族」商品も会場で紹介し福島の新しい味を多くの方々に知っていただきたい、との発表がありました。
また、前回も紹介した牛乳味噌鍋の素のレシピ投稿掲示板の呼びかけを行いました。

 
物販分科会物販分科会

<物販分科会>
今年の「にこにこ祭り」は物販出店企業がすでに10社ほど決まり、子どもたちに楽しんでもらえるような企画も皆で検討しているという報告がありました。
そのほかにグルメ&ダイニングスタイルショーをきっかけにして福の鳥商品を扱いたいと声をかけてくださっている県外の企業に向けた準備の進捗を報告しました。
また、インターネット販売「福の鳥商店街」に寄せられたお客様からのうれしい応援メッセージを紹介しました。

 
キャラクターブランド分科会

<キャラクター・ブランド分科会>
キャラクター・ブランド分科会からは具体的な商品開発を進める中で気づいた点や今後の取り組みについて発表しました。

 

「価値の協働創造~異なった文化の調和~」

横山氏

今回の横山氏の講演は、違う価値観をもつ人間が集まり、それを認め合うことで調和し、作られる価値について講義していただきました。これは日本特有の文化の中に息づくもので、皆で価値を分かち合うということが価値の創造につながるという話を福の鳥で行なってきたことを例に説明していただきました。
また、異文化が出会った時に生まれる新しい文化の誕生について、今、キャラクター・ブランド分科会で実践している事例を上げて詳しく話していただきました。

 

「みんなで価値を共有するということ=試食」

新商品

みんなで価値を共有するということの一つでもある試食を今回も行いました。まずは、キャラクター・ブランド分科会で今実際に行なっているニュー木村屋の開発商品です。もともとあった和菓子に、ある異文化の要素を取り入れたものです。

開発中の商品ですのでまだお見せすることはできませんが、試食した企業から「食べやすいし、お茶でもコーヒーでも紅茶でも合うと 思う」といった感想があり、拍手を持って、福の鳥の認定で商品化が決定しました。ご期待ください。

 
cafe mimocafe mimo 「牛乳味噌ブール・ド・ネージュ」

そして、café mimoからは「牛乳味噌ブール・ド・ネージュ」が試食として出されました。ブール・ド・ネージュとは、フランス語で「白い雪の玉」という意味です。
隠し味に味噌を使った、甘さ控えめで一口サイズの食べやすいお菓子です。「何個でも食べられそう!」「すごく美味しい、すぐにでも買いたい!」という感想があり、こちらも拍手をもって福の鳥の認定を受け、また一つ牛乳味噌家族が増えました。

 

新しい基準に対応して食の安心安全を守るため

福の鳥プロジェクトでは子どもたちの笑顔のため、継続的に食品の放射能の問題に取り組んでいます。
今回の研究会では4月からの新しい基準値の実施を間近に控え、より厳格化される基準値に対応するために必要な測定方法を、測定マニュアルを確認しながら実際の機械の操作に基づいて学びました。

 

<スーパーいちいの取り組み>

いちい

株式会社いちいは昨年7月にいち早く食品放射能測定器を購入し、検査部門を新たに立ち上げて、放射能の問題に取り組んできました。開始以来野菜を中心に2,500件以上もの測定実績を重ねてきました。
測定開始当初、機械の操作マニュアルはあっても、試料の準備を含めた測定手順のマニュアルはなかったために、実践しながらいちい独自の測定マニュアルを作り上げました。毎日の測定結果と共にそのマニュアルも自社のホームページに公開しています。
福島の食品の現状を消費者のみなさんに知っていただき、自分自身で確認した上で安全な商品を購入して欲しいという思いから、測定方法と測定結果を開示しています。
測定結果の現状についても福島の野菜からはほとんど検出されないこと、されても基準値以内のごく少量であることを説明しました。

 

<測定マニュアルと測定方法の実演>

TN300B
TN300B(テクノエーピー)
CAPTUS-3000A
CAPTUS-3000A(アクロバイオ)
 

 

福の鳥プロジェクトの呼びかけに応えて、今回は株式会社テクノエーピー(取扱い代理店:美和電気工業株式会社)とアクロバイオ株式会社(取扱い代理店:株式会社東栄科学産業)が測定器を持ち込んで展示し、メーカー・代理店からプロジェクトメンバーの商品・原料を実機で測定しながら説明してくれました。

説明の様子

参加メンバーはみな真剣に聞き入り、メーカーからは機械の操作方法だけではなく、測定原理や放射性物質の性質などについても分かりやすい解説を加えて説明してくれました。
放射能は私たちが常に向き合わなければならない問題ですが、放射能関係の用語は専門的で聞き慣れない単位も多く、理解しづらい部分が多くあります。メーカー担当者はそれらを私たちが日常の中でよく知る事象に置き換えて解説してくれました。

 

電子マニュアル

一連の手順は、安心安全分科会で進めている電子ブック版の放射能測定マニュアルに沿って説明しました。マニュアル化に際しては多数の測定実績を持つ株式会社いちいの測定室から多くのノウハウを学びながら取り入れています。

 
放射能測定結果測定に使用したドライフルーツ

小麦粉(café mimo)とドライフルーツ(株式会社岡昇)を試料として測定し、結果はND(不検出)でした。今回の測定器は1kgあたり10ベクレルが検出下限のため、暫定基準はもちろん新しい基準もクリアしていることを確認することができました。

4月からの新基準値の実施により、食の安全性について今まで以上に正確で分かりやすい情報発信が求められます。福の鳥プロジェクトでは、今後もメーカーや代理店を含め、検査の専門家、測定現場の担当者、行政等と協力しながら、お父さんお母さんが安心して子どもたちに安全な食を提供することができるようにすることを目標に活動していきます。

「子どもたちに笑顔を」を復興のテーマに掲げている福の鳥プロジェクトでは、安心安全の問題に取り組みながら、子どもたちに笑顔になってもらえるような活動をみんなで行うことで、様々な価値を共有し、新たな価値を創造していきたいと考えています。

 

次回の研究会は4月26日(木)です。
4月から始まる食品の放射能新基準後の安心安全や、「にこにこ祭り」の実行計画の確認などを踏まえ、各分科会からの報告や、今回認定となった商品の認定式を行います。
横山哲氏からは「「価値の伝達~メディアとしての商品~」と題して講演していただきます。
参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口 024-536-3232)までお問い合わせください。

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第13回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

2月23日(木)第13回福の鳥プロジェクト研究会を開催しました。

「価値の意味~価値の認識と情報伝達方法を考える~」

横山哲氏から、「価値の意味」について話していただきました。
価値とは、人の心が決めるものであり、考え方によって個人差があります。価値を共有している(同じ目的を持っている)人々が集まると、様々なもの(価値)が生まれることを具体的な事例や、福の鳥で実際に進んでいる牛乳味噌家族の例を挙げながら説明していただきました。作り手と使い手が同じ判断基準をもつことで価値が成立し、その判断の物差しとなる「エピソード」を伝えること、その積み重ねが価値を成立させるということについて講義していただきました。

 

広がる福の鳥

西立川(東京)の「西立商店街 福島応援館」オープンの報告及び、2月8日~10日の3日間、東京で開催された「第12回グルメ&ダイニングスタイルショー2012春」への出展報告を行いました。
詳しくはこちらをご覧ください。
■グルメ&ダイニングスタイルショー
【安心安全分科会】福島から発信する食の安心安全~新しい放射線基準値に対応して~
【焼き鳥分科会】世界に誇る焼き鳥都市福島~世界の焼き鳥も集めた福島の魅力~
【牛乳味噌分科会】福島の新しい味 牛乳味噌~今、福島で流行り始めた新しい食文化~
【物販分科会】伝統と革新、福島の物産~伝統的な食と新たに開発されたブランド~

【西立商店街福島応援館】東京・西立川に「福島応援館」オープン

 

 

この日は、グルメ&ダイニングスタイルショーのグルメ&ダイニングスタイルショーで来場された方々へのお礼と商談の状況などを報告しました。

 

各分科会からの報告

現在進めている分科会は、牛乳味噌分科会、焼き鳥分科会、安心安全分科会、物販分科会、キャラクター・ブランド分科会です。

牛乳味噌分科会からグルメ&ダイニングスタイルショー出展報告を行い、その後に話し合われた「牛乳味噌家族カード」リニューアルや試食販売計画、ホームページのコンテンツ充実のスケジュールを発表し、広がる牛乳味噌家族の説明を行いました。
まずは、牛乳味噌鍋の素の楽しみ方を広げるために レシピ投稿掲示板を作り、いろんなレシピを投稿できるようにする ことを発表しました。 実際にできたのがこちらです。

 

焼き鳥分科会は、出展の報告と共に、ルワンダとの出会いや中国からの留学生も参加して制作した「「やきとりじいさん体操~中国語バージョン~」の紹介を行い、世界の「焼き鳥都市福島」へ向けた動きがまた一歩広がっていることを伝えました。

 

安心安全分科会からは、「安全・安心な食生活で暮らす」がテーマにもなっていた今回のグルメ&ダイニングスタイルショーについて、主催社の協力の下、福島からの呼びかけで放射能測定機器展示コーナーが設けられた経緯についての説明と報告を行いました。

4月から実施される食品の放射性物質の新基準では、機器も今までより詳細に 測定できるものが必要となります。今回の出展では国内外の測定器関連企業が集まり、4月以降の新基準に対応できる機器を展示説明したり、より正確な 測定方法や取り組み、
放射能の知識を紹介しました。 この問題は、今福島だけではなく、日本全体の問題でもあります。
「計測する」ということは「安心」につながります。とともに、その測定器を読み取る力も身につけなくてはならない、福島に住む私達だからこそしっかり学んでいかなくてはならいないという話がありました。
 

 

物販分科会は、グルメ&ダイニングスタイルショーの出展報告に加え、 「イベント出店」「店舗販売」「ネット販売」という3つの動きについて報告しました。
「イベント出店」に関して今後の出店予定について発表がありました。 「店舗販売」としては2月2日にオープンした東京西立川の「福島応援館」の現在の状況と課題について報告し、こういった店舗を全国に広げていけるようにしようという話がありました。

 

福の鳥の中でも実際に活動している参加企業だけが参加できるキャラクター・ブランド分科会からは、自社の「価値」を知り、自社製品の「価値」を価値を知ることで、その「価値」をお客様にしっかり伝えることができるということを学び、その方法を一つ一つ学習しながら実践し始めているという報告がありました。

 

新たな牛乳味噌認定商品を目指して

「てっぱん居酒屋やきやき」の阿部さんから、牛乳味噌鍋の素を使った料理2品が試食として出されました。今回は認定になりませんでしたが、肉の漬け込み時間など改良してまた次回チャレンジすることになりました。

 

おいしいルワンダコーヒー

ルワンダの教育を考える会のマリールイズさんよりルワンダのコーヒーが振る舞われ、コーヒーの香りも良く、美味しいと皆さんから好評でした。マリールイズさんはコーヒー豆をルワンダから取り寄せ、福島で製造し、Made in fukushimaとして広めていきたいという強い思いが語られました。

 

福島応援館のオープン、グルメ&ダイニングスタイルショーを終え、今回の研究会では 様々な課題が見えてきました。福の鳥の目的は地域興しであり、震災を受けた今、復興が成し得た時に地域興しが成し得ます。課題をひとつひとつクリアしながら、自分たちの住む福島の現状を改めて見つめ直し、商品やサービスについて学びながら福島の魅力をお客様に伝え、より多くの方に福島に遊びに来てもらえるよう、復興に向けて前進していきたいと考えています。

第13回福の鳥プロジェクト研究会は、3月22(木)です。
この日は、スペクトラム計測機器を使って実際に4月からの新基準に対応した測定法の紹介と問題点の解説、また、ipadを使った操作マニュアルの紹介を行う予定です。
横山哲氏からは「価値の協働創造~異なった文化の調和~」と題して講演していただきます。参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口 024-536-3232)までお問い合わせください。

 

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第12回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

1月20日(金)に第12回福の鳥プロジェクト研究会を開催しました。

ご案内していた内容を変更させていただき、オープンが迫っている西立川(東京)でのショップ展開、グルメ&ダイニングスタイルショー出展についての発表と報告を行いました。

研究会には新しい参加者「たんがら味工房」、「てっぱん居酒屋やきやき」、「㈱アース・ヒューマンライフ」の方々も出席し、福の鳥プロジェクトメンバーから現在の取り組みや今後の動きについて発表しました。

「第11回グルメ&ダイニングスタイルショー春2012」への出展、西立川(東京)でのパイロットショップ「西立商店街 福島応援館」オープンについて進捗状況や具体的な動きに関して報告・確認を行いました。

 

西立商店街「福島応援館」オープンに向けて

東京都の助成金事業として西立川パイロットショップ「西立商店街 福島応援館」を2月にオープンさせ、3月までの期間であるが西立川商店街の皆さんの支援により福島の魅力を伝える場所を作っていただきました。
ショップでは、各々の商品をテスト販売することや福島の情報を発信しながら消費者とのコミュニケーションを図っていくこと、またネット販売計画もあり、具体的に動きながら改善し、販売の可能性を探りながら進めていくことを報告しました。

当日のオープニングイベントでは、福島のお酒で鏡開きを行い、牛乳味噌鍋を振舞う予定で、オープンを皆で盛り上げ、お客様に喜んでいただける動きも計画中です。

グルメ&ダイニングスタイルショー2012春 出展

前回のグルメ&ダイニングスタイルショーは、まず国内へ福島の情報を発信することで震災後の状況や風評被害の払拭、復興への動きを知ってもらい、福島の良さを紹介してきました。
今回は、西立川商店街とのショップオープンやルワンダのマリールイズさん、中国からの留学生との出会いから生まれた絆を紹介し、世界へ向けた広がりを見せ始めている福の鳥プロジェクトの動きを各分科会の発表とともに多くの来場者に伝えていく旨を報告しました。

安心安全分科会では、主催社のビジネスガイド社の協力をいただき、4月から実施される「食品の放射能新基準値」への対応を示すため、国内外の放射線測定機器メーカーを集め、実際の機器を展示するコーナーを設けることになりました。福島の食の安心安全への取り組みを発信すべく、放射能測定器メーカー、環境分析研究所、地元スーパーいちいが展示説明を行うことになりました。

 

物販分科会では研究会前に、実際の店舗販売に向けて見えてきた西立商店街「福島応援館」の課題について話し合いを行っていました。
そこで、コミュニケーションボードを設けてお客様の声を聞いたり、欠品がないように流通面を協力し合うなど、異業種だからこその課題と、協力しながらできる事は何か、など意見を出し合っていました。

物販分科会は、福島の魅力をより多くの方に伝えるため、様々な特産品とそこから広がる新たな商品を直接お客様と接するイベント販売、福島の魅力を継続的に伝えることができる店舗販売、より最新の情報とどこからでも購入できるインターネット販売を三つの柱とし活動していることを具体的活動と共に紹介しました。

 
 

福の鳥認定式

メンバーが新しい商品を考え、みんなで試食し、福の鳥認定商品が増えました。

メンバーが新しい商品を考え、みんなで試食し、福の鳥認定商品が増えました。
まずは、マリールイズさんとの出会いから福島とルワンダの"焼き鳥"をつくろう!ということで生まれた「マリールイズの福島ルワンダ焼き鳥」です。
ルワンダの焼き肉料理「プロシューテ」のトマトソースに隠し味として福島の味・牛乳味噌鍋の素が入った福島とルワンダを繋ぐ新しい焼き鳥が世界焼き鳥党認定メニューに加わりました。

福島県食肉卸売株式会社からは、鳥皮で丁寧に巻いた鳥ひき肉を油で上げた「しゅうちゃんの肉巻焼き鳥」が試食で出されました。鳥皮の弾力と口の中でホロホロとほどけるひき肉の旨みが楽しめ、一串で二度美味しいと早速認定になりました。ちなみに、「しゅうちゃん」は、社長の名前からとりました。

株式会社岡昇からはドライ玉ねぎに焼き鳥風味をつけた「焼き鳥チップ」が出ました。焼き鳥のつけ合わせにもなりそうだということで、世界焼き鳥党"つけあわせ"認定メニューとなりました。

 

 

ニュー木村屋からは生地に牛乳と味噌を練り込んだ皮でつぶあんを包んだ「牛乳味噌まんじゅう」が出て、少し塩味のある甘さがおいしいと牛乳味噌家族に認定されました。
牛乳味噌の香ばしさとつぶあんの甘さがマッチングしてお茶うけにも最適です。

その他、試作中の商品もいくつか試食し、参加者からの感想をいただきました。商品を認定されたメンバーからは、喜びのコメントや今後の意気込みも商品紹介とともに話しました。

 

 

今回の研究会は、西立商店街での店舗販売やグルメ&ダイニングスタイルショーに関する進捗状況と今後の展開を確認する重要な会となりました。

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