ツツジが咲き誇る花見山。4月とはまた違った楽しみ方が出来ます。
昆虫たちが花の蜜集めに精を出しています。
山全体は初夏を思わせる日差しに反射して萌葱色に染まり、日に日に青さを増しています。
今日も阿部一郎さん(91)は園内の整備をしていました。
山の中腹にある休憩所のすだれを新しい物に交換しているところでした。
「生涯現役」の精神を貫き、とても91歳とは思えないほど何でもやります。
高いところも軽々と作業。恐れ入ります。
「花を見に来てくれた人が休憩するときに、少しでも快適に見てくれたら嬉しい」と一郎さん。
そばにあるお堂のお話をして下さいました。
「ここのお堂には達磨大師が奉られています。 その昔、中国の武帝が仏教に深く信仰していた。お寺を建てたりお金をかけ仏教のために尽くした。
そんな武帝が、天竺から来た達磨大師に問うた。「これだけ仏教に尽くしているのだから、私にはどんな功徳があるのですか?」
それに対して達磨大師は「功徳は無い。それが信仰という物です」と言ったそうです。
「何かをするときに、見返りを期待してはダメなんだね。
自分が満足して人の幸せのために尽くす、それが人間の道だと思うね。」
一郎さんの優しい笑顔がとても印象的でした。
こうした心遣いが「花見山の心」なんだと思いました。
スタッフの皆様、お疲れさまです。私はやっと都合がつきまして6/17,18と福島に行く予定です。そこでスタッフの皆様にお尋ねを致します。花見山に何か苗木を送りたいのですが、どのような者が最適なのでしょうか?たいしたことは出来ませんが、気持ちを苗木で表したいのですが?お尋ね致します。
よろしくお願い致します。
横山正明様
大変お待たせ致しました。花見山の取材を担当させて頂いている橋本と申します。本日花見山へ行き上記の件を詳しく説明し確認致しましたところ、お申し出につきましては大変感謝され喜んでいました。
全国から応援、募金など様々な申し入れが多いそうですが、一律にお引受けされていないとのことです。横山様のお気持ちに大変感謝しておりました。
横山様のご意向に添えず誠に申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。