世界有数の絹の産地であった、福島県川俣町で織られた絹織物を染める「紺屋」として、文政3年(1820年)の創業しました。以来福島市荒町にて190年程、染色業を営んでまいりました。
絹の反物の無地染、小紋染に始まり、綿布の「藍染」、「硫化染」を経て、現在は綿布への反応性染料の捺染を主としています。時代と共に、染める対象や「染料」「技法」は変遷しましたが、「染」と「図案」「仕立」へのこだわりは変わりません。
商品紹介
手描きの江戸文字や江戸下絵師による図案の古典的で粋な半纏から、カラフルで斬新な現代風の半纏まで、多彩なデザインに対応します。反応性染料の捺染により、趣のある色から、鮮やかな色合いまで、ご要望に合った色で染め上げます。柔らかく、生地の風合いを活かした「本染」ならではの仕上がりが特徴です。
伝統的な神輿半纏や山車半纏を「手描き」の江戸文字等で図案化し、パソコンに頼ったデザインでは不可能な、全くの「誂え半纏(オリジナル)」を制作も賜ります。
メッセージ
今回の大震災の後も、社員の総意により「中山染工場らしい行動をしよう!」という事になり、震災12日後には「がんばろう日本 がんばろう福島!」という、のぼり旗を当初200枚制作し近隣商店や事業所に無料配布しました。
後日、その模様が地元新聞社に取り上げられ、福島県内全域より問い合わせが相次ぎ、私共一事業所では賄う事が難しい状況になりましが、福島商工会議所の指導もあり、廉価にて販売しました。また、福島市に救援物資としてタオル1200本を寄付しました。
福島の復興の為。日本の伝統文化の継承の為。役に立つ会社を目指して、社員一同頑張っています!
会社概要
企業名 | 有限会社 中山染工場 |
郵便番号 | 〒960-8042 |
住所 | 福島県福島市荒町5-30 |
電話番号 | 024-522-3876 |
FAX | 024-522-6875 |
URL | http://www.hanten-syokunin.com/ |
e-mail | |