8月23日(木)第18回福の鳥研究会が開催され、初めて出席する企業を含め23社の企業が参加しました。
今回は、グルメ&ダイニングスタイルショーを目前に控え、展示方法や商談の為のツールの説明を行いました。そして、キャラクターブランド分科会から生まれる新商品、有限会社ニューキムラヤの「福島六夢」の発表を行いました。
ニューキムラヤの福の鳥新商品『fukushima ロクム』発表!!
キャラクター・ブランド分科会長の有限会社ニューキムラヤの金木課長より、新商品「福島六夢」の発表がありました。
トルコのお菓子「ロクム」が日本のゆべしに非常に似ていることから、「くるみゆべし」を改良し、世界に発信するお菓子として「福島六夢」が誕生しました。
トルコの「ロクム」は観光客が必ず購入するお菓子で、世界的に知れ渡っています。
「ロクム」のように、福島から全国・世界へ福島を代表するお菓子を目指し、商品化を進めていました。
横山哲氏からは「福島六夢」の商品開発を例に「うわべを真似るのではなく、商品の本質を理解して真似をする、そこからオリジナルができてくる」といった新商品が出来るまでのプロセス、価値をどのように伝えるか等の講演がありました。
「捨てられないパッケージ」
パッケージは株式会社第一印刷で企画・デザイン・制作を行いました。
制作するにあたり、補助金を活用し、1社だけでなく福の鳥全体で作り上げたことが高い評価を受けました。
パッケージ表紙は福島の会津地方・中通り地方・浜通り地方の3つを象徴する観光名所の写真をモチーフにしています。中はポストカードがおまけで入っており、フォトスタンドとしても使用できる仕組みになっています。
また、ロクム=六つの夢「六夢」として福島の復興を目指す思いが込められています。
①福島の復興 | ②みんなの笑顔 | ③福島を世界に | |||
④常に新しいお菓子を作っていきたい | ⑤次世代に歴史と自然を残したい | ||||
⑥福島から食文化を伝えていきたい |
商品開発にあたって金木課長より「新商品を開発するにあたり、自社を見直すことから始めました。この「福島六夢」が福島を代表するお菓子になるため、今後も活動していきます」とお話がありました。
その他、スイーツデコ・ハンドメイドのお店「ハッピーチ」と第一印刷のコラボレーションからできた文具を紹介しました。
「食べられないスイーツデコが文具になり、更に世界が広がりました。」とハッピーチの倉貫さんからも喜びのコメントがありました。
お互いの価値を組み合わせ、新しい価値の創造を実践で学んでいます。
喫茶分科会発足!
今回、新しい分科会の発足を発表しました。
福の鳥プロジェクトメンバーに喫茶関係を経営しているメンバーが多いこと、それぞれのお店のコンセプトは異なりますが「憩いの時間を提供したい」という共通の思いから発足となりました。
喫茶文化会長 自家焙煎珈琲 じゃ豆 岡本さんより「みなさんの知恵をお借りして広い視野で活動していきたい。」との話がありました。
グルメ&ダイニングスタイルショー2012秋 出展!
今回、3回目となる出展の大きな目標は「福島を忘れられないようにする」です。
物販分科会が中心となり、福島応援館や福島応援コーナーを全国に増やすため、復興を風化させないための出展となります。
初めて出席する企業だけでなく、既存メンバーがもう一度、福の鳥プロジェクトとは何かということを再確認し、グルメ&ダイニングスタイルショーへ向け、そしてその後の各メンバー、分科会の動きにつなげるための話もありました。
<がんばっぺ!福島3 発行>
復興が薄れる今、福島を忘れられないようにするために、事務局の第一印刷で発行します。
グルメ&ダイニングスタイルショーではこの本を来場者に配布し、福の鳥の活動を紹介していきます。
各分科会報告
<焼き鳥分科会>
世界焼き鳥党では、のぼり旗制作・Tシャツを制作しました。2500円(税込み)で販売しています。
<安心安全分科会>
・7/22にコラッセふくしま
「お母さんのための放射線勉強会」開催報告
京都大学名誉教授の渡邉先生を筆頭に講演していただいきました。
参加者からは「難しい話ではあったがもう一度聞きたい」という声もあったことが報告されました。
・8/26 つきだて花工房 放射線勉強会開催告知
つきだて花工房の金沢さんより「質問コーナーを充実させ、分かりやすいセミナーにしたい。」とコメントがありました。
<福ママ分科会>
・8/19「羊毛フェルト教室」開催報告
「立体でキャラクターをつくることで子どもたちの創造力に驚かさせる時間になった」との報告がありました。
イベント紹介・告知
・10/27 国際にこにこ祭り:開催場所/福島学院大学
・9/1、2 シャモ祭り:
メインイベントはシャモの丸焼き。
ジュニア選手権「13メートルの
焼き鳥に挑戦」も行われます。
・ららカフェ20号発行:
充実の内容なので多くの方に読んでほしいこと、みなさんの活動を発信していくことも話されました。
次回の研究会は9月20日(木)です。
横山哲氏の講演では、価値の伝達『CIとブランドの名前・ロゴ』の考え方・創り方についてお話いただきます。また、グルメ&ダイニングスタイルショー出展報告もあります。
参加ご希望の方は福の鳥プロジェクト事務局(担当:谷口024-536-3232)までお問い合わせください。