第21回 福の鳥プロジェクト研究会 開催

11月21日(水)第21回福の鳥研究会が開催され、初めて出席する企業・団体も含め14 社が参加しました。
今回の研究会は、アンジュール猪苗代で開催され、郡山・会津方面の企業も出席しました。
研究会では、来年2月に行われる「第13 回グルメ&ダイニングスタイルショー」出展のため、今までの活動を振り返り、ビジネスガイド社の方とも意見や情報交換を行い、今後の目標設定と確認をしました。
自分たちの商品を売り込むため、福島を発信していくために何をしていくか、また観光関連団体や行政の方も参加して、どう福島を伝えていくかを考える場となりました。

 
第4次産業と和のプロデュース(集合知)による地域興し

横山哲氏の講演では、地域復興のため、地域文化に根ざした「集合知」を使って独自の「価値」を形成することについて話していただきました。また、その価値を広め、守るための基本的な考え方や進め方についての説明もありました。
価値の共有や創造について、ネット社会の構造と第4次産業について、図を用いて説明していただき、和のプロデュースによるものづくりを分かりやすく話していただきました。そして一番大切なのは、明確な「価値」「目的」を持って取り組むことで、実践しながら学んでいるのが福の鳥プロジェクトであるという話がありました。

「集合知」によって開発される商品

研究会では試食を通して価値の創造、共有、広げ方を学びます。
今回は、特別ランチメニューとして、アンジュール猪苗代の福田シェフが作った「前田美豚の牛乳味噌ソースがけ」「川俣シャモのスープ」をいただき、デザートには「福島六夢」をいただきました。
こういった実体験とともに各分科会の報告から、お互いの動きを知り、他の分科会からも多くのことを学ぶ場になっています。

 

各分科会からの報告

福ママ分科会は、お母さんたちが子どもたちの未来のために、福島の現状や安心安全に関する勉強をして、発信していく分科会です。10 月27 日に開催した「国際にこにこまつり」では、アフリカ大使婦人の方々に福島を知ってもうこと、アフリカの文化を知ること、国を超えて子どもたちの笑顔のためにダンスや工作などを行ったことが、映像とともに報告されました。
安心安全分科会からは、福島の安心安全に関する情報や復興の動きを伝える「ららカフェ」の紹介をしました。
物販分科会/牛乳味噌分科会/キャラクター分科会からは、現在の動きの報告に加え、2月のグルメ&ダイニングスタイルショーへ向けた動きの発表も行いました

 

次なる目標と動き
前回のグルメ&ダイニングスタイルショーで復興が風化していると感じ、「被災地から声を出す」ことが必要だと分かりました。グルメ&ダイニングスタイルショーで、自分たちの声をどのように発信し、伝えることが出来るかを確認するため、主催社であるビジネスガイド社にも参加していただき、具体的な質問や要望を踏まえ話し合いをしました。主催社とも協力して展示会を作り上げていく体制を固めました。
次期の目標は、「復興が風化しつつある中で、自分たちの商品力を改めて見直し、高めること」「被災地から声を出す」ことであると、新たなメンバーに伝えるとともに確認しました。
ともに復興を目指す方々、また復興にご協力して下さる方は、下記までお問い合わせください。
福の鳥プロジェクト事務局
担当:谷口
tel:024-536-3232
email:post@daiichiinsatsu.co.jp
 
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