第四次産業のコスト ~価値を生み出すための費用~

コストの定義「何かを生産する為にかかった費用」「物事を達成する為に費やした物理量」通常、商品を作る為の「コスト」は意識されているが、価値を生み出す為の「コスト」は問題にされることはない。
経済学的にみた「コスト」と、社会学的にみた「コスト」を理解しなければ、「価値」を生み出す「コスト」を考えることはできない。

この「物事を達成する為に費やした物理量」=時間の話を具体例をまじえながら説明していただき、企業が忘れている「コスト」、個人が忘れている「コスト(時間)」についての話もしていただきました。WikiLeaksを事例として「参加者の知恵を結集する→和のプロデュース→負担の分散」という話しもありました。これは福の鳥プロジェクトの運営コストを考える時にも重要で、1社で負担する時代は終わり、同じ目的を持つ企業や個人の集まりが大企業ではできない、変化に対応した「物」と「事」を動かし始めている、というお話しがありました。

こういった説明を受け、実際に福の鳥プロジェクトの運営コストに関して参加者の方々に意見をもらいながら、「コスト」とは何か、どんな目標を持ち、どのような形で学習し、進化しながらプロジェクトを長く続け、運営していくかを学び、考える時間となりました。次回の研究会では参加者の考えを踏まえ、話し合って具体的な運営方法を決めていくことになりました。

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