第6回研究会を開催しました

6月21日(火)第6回 福の鳥プロジェクト研究会を開催しました。

今回は「四季酒菜 咲き山」さん、「菓子工房 風薫」さん、「Choco cafe」さん、以前、牛乳味噌分科会に参加した「くだもの畑」さんの4名が新たに加わり、計13社16名が参加し、「価値を伝えるビジュアルコミュニケーション」のセミナーと各分科会の報告会を行いました。
 

「グルメ&ダイニングスタイルショー出展」

9月6日~9日、東京ビッグサイトでギフトショーとともに開催されるグルメ&ダイニングショーへの出展が決まり、主催社の㈱ビジネスガイド社との打ち合わせの結果、福島の復興を発表する場を提供していただけることになりました。

福の鳥で進めている「安心安全確認システム」を中心に4日間キッチンステージで福島の食や物産などを紹介することができます。
しかもキッチンステージでのプログラムは、約10万通も発送される招待状でも紹介されるため、多くの人たちに福の鳥の活動を発信することもできます。
今回の震災や原発の問題による風評被害を払拭し、震災以前よりも福島のブランド価値を高めるためにも、全員で話し合って企画を検討することになりました。

 

「キャラクターとブランド~企業や商品を伝えるビジュアルコミュニケーション」

福の鳥の第4次産業を推進するための講座は今回で6回目となりました。
3月の震災で延期された商品や企業の価値を伝えるためのビジュアルコミュニケーションツールとしてのキャラクターとブランドの解説と、開発から育成に関しての講義が横山哲氏よりありました。

      

 

「カリフォルニアからのメッセージ」

カリフォルニアから送られてきた応援メッセージフラッグを新地小学校に届けたところ、後日子どもたちからお礼の返事がきました。 
大切なことは送られている声に気づき、それにどう答えることができるかだと思います。
今後はせっかく間を取り持つことができたこの絆を維持しながら、こういった繋がりを増やしていきたいと思います。 

 

 

「子どもたちに笑顔を」活動報告

「世界一長い希望の絵」ではホームページからも参加できるように進めていることや、避難所の子どもたちにぬり絵を届けてきた報告、今後もこの取り組みをより多くの子どもたちに広める活動を続けることが話されました。

 

「戎市参加報告」

米沢市で行われたドラマチック戎市というイベントに参加した「だいじょうぶ」さんと、「咲き山」さんから報告がありました。
5月22日のイベントでは世界焼き鳥党認定メニューであるジャマイカ風焼き鳥と中華風焼き鳥を、6月12日は牛乳味噌アイスの販売を行いました。
牛乳味噌アイスを食べた方々から、「意外な組み合わせがおいしい」や「食べているとクセになる味」などの好評価をいただきました。

 

 

「おいしい!認定商品」

世界焼き鳥党から「だいじょうぶ」さんの「元祖なんこつ入りつくね」と「やきとり 余市」さんの「つめたい焼き鳥」、全国牛乳味噌普及協議会から「くだもの畑」さんの「牛乳味噌アイス」の試食会が行われ、新メニューとして認定されました。

    

                

◆認定証授与式の様子 左:だいじょうぶさん 中:今回参加できなかった余市さんの代わりに認定証を受け取る福島県食肉卸販売さん 右:くだもの畑さん

 

「物販分科会報告」

福島の良い商品を広く全国に発信していく為に福の鳥では物販分科会を立ち上げ、イベント参加やWebでの物産販売を企画しています。
現在システムの検証中ですが、7月1日からのテストオープンを目指し準備のできた復興企画商品から紹介していきます。

 

「福の鳥プロジェクト会員規約、物販分科会会則の承認」

「和」の文化を重視し、相互の信頼と思いやりで活動している福の鳥では、諸外国のような書面による「契約」は特に必要ありませんでした。
しかし、地域復興のために参加する企業や人が増えてきたため約束事を明文化した会員規約を作ることになりました。
各プロジェクトの分科会ではその業態に合わせた規約を作り活動を広げます。
今回は会員規約と物販分科会の規約が提起され承認されました。

 

「安心安全分科会報告」

「子供たちの笑顔」のために福の鳥ではサーベイメーターを購入し「安心安全確認システム」の構築を目指しています。
その活動の一環として、前回の分科会ではサーベイメーターを使って、放射能の測り方などを実際に体験しながら学びました。
次回の7月21日の分科会では、福島県から福の鳥で購入予定の食品も測れるサーベイメーターをお借りすることができたので、前回同様体験しながら学び、9月6日~9月9日の「グルメ&ダイニングショー」での発表を検討することになりました。

 今回の研究会は内容の密度が高く試食や報告などてんこ盛りでしたが、参加者も楽しく学びあうことができました。
新しい仲間も増え、福の鳥への期待も高まっていることが分かり、参加者一同「子供たちに笑顔を」のためにんばっていきます。

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