広がる「焼き鳥の輪」

日本の焼き鳥7大都市の一つである福島。その福島市近郊には、伊達地鶏、川俣シャモなどがあります。平成13年に福島JC(福島青年会議所)が中心となり、「福島焼き鳥党」が結成されました。そして、平成19年9月に福島市市制100周年の記念事業として「第一回やきとリンピックin福島」が福島競馬場で行われ、2日間で来場者数約4万人、焼き鳥約9万本を販売しました。焼き鳥屋さんと仲間達が一体となり大成功させた歴史に残るイベントです。その際、埼玉県在住のシンガーソングライターもりたかしさんが「やきとりじいさん」を歌ったところ来場者から面白い歌だ、と口コミで広がりました。その歌に、岡田麻紀さんが体操を考案、YouTubeに投稿したところ人気を集め、メディアからも多数取り上げられました。このことで「焼き鳥の街 福島」が注目されるようになりました。今年8月には、宮畑遺跡で行われた「じょーもぴあ宮畑まつり」でも、福島の焼き鳥をPRしました。今後も福島から焼き鳥を世界に発信していきます。
「福島を焼き鳥都市として世界に発信」その活動の一つとして、「やきとりじいさん」の翻訳をしています。初めはバヌアツ共和国の言葉、ビシュラマ語です。
バヌアツはオーストラリアの近くに浮かぶ島国で、バンジージャンプの発祥の地として有名です。「やきとりじいさん体操」を考案した岡田麻紀さんは、青年海外協力隊でバヌアツに行き「カラダの大切さ」を実感され、その経験が「やきとりじいさん体操」誕生のきっかけになりました。次に中国語。福島市の中華料理店「上海」の店長 張群さんが翻訳。張さんと「上海」で食事中に「やきとりじいさん」や「福島」の話で盛り上がったことがきっかけです。中華風焼き鳥の開発もしてくださっています。そしてタイ語。弊社社長の兄弟がタイに長く在住していたこともあり、翻訳に参加。友人達と当社で収録を行ないました。タイにも焼き鳥に似た食べ物があるそうで、つながりを感じました。
英語は、インターネットで「やきとりじいさん体操」を知った鹿児島県立短期大学 准教授である米国人のフィリップ・アダメックさんが翻訳、編曲、歌唱。先日(12月5日)、福島に来られ、岡田さんとともに伊達市保原町カラオケバスにて「やきとりじいさん体操英語版収録」を行ないました。収録の様子は、福島民友新聞に取り上げられ、来春に福島テレビで放送される予定です。その他、ペルシャ語、フランス語、スペイン語に翻訳中。インターネットの動画サイトYouTubeで公開される予定です。

カテゴリー: 焼き鳥分科会, 福の鳥研究会   タグ:   この投稿のパーマリンク

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